内容説明
「こんなつらく哀しい時代だからこそ、いのちの大切さを、そして、ともに生きていることのすばらしさを伝えなくてはいけない」生きていくための勇気と知恵が必ず見つかる本。
目次
1 いのちの時間(与えられたいのちを精一杯生き抜く;生きたくても生きられなかった人たち ほか)
2 人間力の時間(「平等」ではなく「公正」を;万引は「窃盗罪」 ほか)
3 出会いの時間(非行少年;路上生活者 ほか)
4 自然力の時間(自分の道は、自分で切り拓く;人生は山登り ほか)
著者等紹介
水谷修[ミズタニオサム]
1956年、神奈川県横浜市に生まれる。上智大学文学部哲学科を卒業。1983年に横浜市立高校教諭となるが、2004年9月に辞職。在職中から継続して現在も、子どもたちの非行防止や薬物汚染の拡大防止のために「夜回り」と呼ばれる深夜パトロールをおこない、メールと電話による相談や、講演活動で全国を駆けまわっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みゃーこ
100
がんの少年が先生と夜回りの最中に出会ってから「夢」をもう一度持つことに決め変わった話のエピソードで泣いた。「いのち」について改めて考えさせられた。それは儚く、強く、尊く、不思議なもの。「生」について語ることは「死」について語ること。改めて命について考えさせられる生きるヒントが詰まっている一冊。2014/03/01
ちさと
39
もう死にたいと呟きながら夜の街を徘徊する少年少女を救うため、深夜見回りを続ける「夜回り先生」。子供たちへのメッセージがこもった前半は優しい気持ちになったものの、いくつかのエピソードを語る後半から違和感が。違和感の正体はたぶん、夜回り先生が「教師」だからだと思う。直線思考で熱血で、道徳を全面に持ち出した「権力者」の教育。公正を求める夜回り先生のことばは確かに誰かの救いにもなってきたはず。だけど無償の献身は暴走する危険がある。陶酔と相性がいいから。相当数の傷ついた子もいるんじゃないかと思ってしまった。2019/04/05
左端の美人
16
図書館本。水谷さんの存在はテレビで知っていたけど本は初めてです(^^)厳しくてあたたかい人という印象です。こういう大人の人に思春期の多感な時期に出会えているかどうかで、どんな大人になるか決まる気がします。わたしが目から鱗だったのは「欲望、理性、道徳心の違いを知る」という話。『からだの声』『あたまの声』『こころの声』をしっかり区別して自分で選択することが大切なんだと思いました。2015/10/31
新田新一
12
夜回り先生こと水谷修さんが、命の大切さを訴えます。きれいな写真が添えられていて、本の内容を引き立ています。水谷さんの笑顔の写真が良くて、心に染みる温かさを感じました。94ページに書かれているエピソードが印象的。夜間友達と公園でたむろしていたら、男性が近づいてきて、声をかけた。うるさいと思い、押し倒して眼鏡を踏みつぶしてやった。それでも男性は話しかけてきた。この男性は水谷さんのことです。その後少年は立ち直って、普通の生活をするようになりました。水谷さんの優しい目が忘れられなかったそうです。2024/03/02
しのだ@書店員復帰を目指し中!
3
水谷先生の言葉は一つ一つ重みがあり、読んでいてとても自分のためになる。子供や大人関係なく、全ての日本人が読むべき。この本を読んで水谷先生から学ぶべき事がたくさんある。2011/08/23




