目次
1 近代アーバニズム(大都市と精神生活;都市の成長―研究プロジェクト序説;都市―都市環境における人間行動研究のための提案;生活様式としてのアーバニズム;都市化の理論図式の再検討;都市化の概念と理論的枠組;アーバニゼイションの理論的問題)
著者等紹介
松本康[マツモトヤスシ]
1955年大阪府生まれ。1984年東京大学大学院社会学研究科博士課程。現在、立教大学社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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お抹茶
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都市社会学の古典というべき論文を収録。理論的で難しかった。趣味や便宜,職業的・経済的利害は大都市の人口を凝離させ,分類する傾向にある。時が経つと,都市の各地区は住民の性格や資質を帯び,感情,伝統,歴史を持つ地域へと変化する。特定の場所や歴史によって条件づけられた文化的影響は,コミュニティの性格に影響を及ぼしているとしても,都市としての性格の本質的な決定要因ではない。アーバニズムの理論は20世紀初頭のシカゴを観察してつくられたものだが,経験的一般化として妥当するもの。2019/07/15
しまうま
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都市社会学の古典、近いうちに再読することになりそう。2020/05/29