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最期

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  • サイズ A5判/ページ数 220p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784535584884
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0095

内容説明

『はぐれ刑事』『必殺』から『役者魂!』まで、一線を走り続ける73歳。藤田まことが、今すべてを語り尽くす。「これまで語らなかった戦死した兄のこと」「父の教え」「酒」「オンナ」「芸能界の友人の秘密」「長続きする仕事術」、そして「死」…。今たどる心の旅。

目次

第1部 家族の面影(一枚の葉書;戦争で引き裂かれた家族;兄の最期 ほか)
第2部 役者魂(役者“藤田まこと”の誕生;テレビの現場で学んだこと;芸能界で学んだこと)
第3部 人生回り舞台(酒;得体の知れない男;幻の女 ほか)

著者等紹介

藤田まこと[フジタマコト]
1933年4月13日東京都生まれ。本名、原田眞。高校入学後、俳優である父・藤間林太郎について旅回りをはじめる。マーキュリーレコードに所属し歌手を目指すも、コメディアンに転向し、1962年スタートのテレビ「てなもんや三度笠」で人気を得る。「必殺シリーズ」「剣客商売」「はぐれ刑事純情派」など代表作多数。1964年第四十二回文化庁芸術祭・芸術祭賞、2002年紫綬褒章など受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ごへいもち

17
読友さんのご紹介本。いろいろめちゃくちゃやったんだろうなぁ2023/05/03

なにょう

15
文章がうまい。流石の表現者だ。★四十になったとき「読もう」「見よう」「考えよう」って思ったそうな。その姿勢が50代、60代の円熟期をもたらしたんだろうな。逝去されてからも長らく再放送やっていたし、稀有な役者さんだ。★藤田さんも、仕事なかったときもあるし、借金も抱えたし、それで人生に絶望してもおかしくないけど。心にゆとりがあって、他人に迷惑をかけることもあれば、助けることもある、お互いさまの精神がある。よい役者さんだったなあ。2022/09/22

ワッツ

8
まこちゃん晩年の自伝。役者としても借金も残したままで、心残りはあったと思うけれど、最期に「明日への遺言」で富司とも共演出来たし、兄への気持ちもすっきりしたところで往けたと思いたい。佐々十郎のことはどうやら根に持っていたようである。今以上に昔の芸能界は浮き沈みが激しかったんですね。十三のまこちゃん。寂しいね。ヒロポン中毒で大酒呑みの割には長生きしたのかも知れない。しかし最近息子が捕まってしまったね。そんなところは真似しちゃだめでしょ。少しはパパをゆっくりさせてあげて下さい。2013/12/08

ミノカサゴ134

2
藤田まことの半生記。平易な文章で、さらさら読めてしまうが、この人の役者人生の起伏を考えると、実際はこんな簡単ではなかったろう。しかし、この人は強運だ。「てなもんや三度笠」で大ブレイクし(昭和半ばの視聴率67%は、とんでもない数字!)、暫く雌伏の時期があったものの「必殺シリーズ」で再度のブレイク。続く「はぐれ刑事シリーズ」「剣客商売シリーズ」と、長寿番組を牽引した。この人の強運は、周囲の人に恵まれ、奥様に恵まれたこと。そして、ご本人の謙虚さがあったからではないだろか。あったり前田のクラッカーよ、永遠なれ!2019/05/29

うわむらまるきち

1
よく考えたら、はぐれ刑事と主水しか知らなかった。どうもあの事件解決後のマダムとの語らいと、いつまで娘がいるんだ?な展開が苦手ではあったが、やはり名を成した方には何かがあるですな。剣客商売が観たくなった。2011/12/08

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