内容説明
労働界、政界に身を置くこと40余年。折々に出会った人びととの絆を大切にその半生を振り返り、この国の未来に思いを馳せる。
目次
第1部 出会い(三つの道標;未来先取りが時代小説執筆の動機―童門冬二さんとの対話;外から見るからよくわかる―磯村尚徳さんとの対話 ほか)
第2部 私の教育論(「教育基本法」の改正問題;教育改革への提言;今日の教育問題について語る―宇沢弘文氏との対論)
第3部 「連立時代」一〇年の検証と民主党への提言(「連立時代」の一〇年を振り返る;民主党の結成と問題点;政党と労働組合の関係のあり方 ほか)
著者等紹介
藁科満治[ワラシナミツハル]
民主党参議院議員(当選2回)。1931年神奈川県に生まれる。早稲田大学大学院経済学研究科専攻。1960年富士通労組役員を皮切りに労働運動へ。電機連合書記長・中央執行委員長、中立労連議長を経て、1989年連合会長代行。労働戦線統一に尽力し、連合の「基本構想」を起草。1992年参議院議員当選。内閣官房副長官等を歴任。公職 経済審議会、人口問題審議会、生涯学習審議会、環境と文化懇談会、産業労使懇談会、各委員等歴任。2002年秋の叙勲で勲一等瑞宝章受章。現在、民主党両院議員総会会長代理、連合・電機連合顧問、囲碁文化振興議員連盟副会長(日本棋院七段)
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