内容説明
強制する管理職、苦悩する教師そして生徒…etc.「日の丸・君が代」はいまの日本社会の成熟度を指し示す「モノサシ」ではないでしょうか。
目次
第1章 気分はもう戦前?―二〇〇〇年春、夏
第2章 日の丸がある風景―一九八七年秋~一九八八年夏
第3章 排外主義と画一化の中で―一九九一年冬~一九九四年夏
第4章 日の丸って僕らの何だ?―一九八七年秋~一九九六年夏
第5章 苦悩する人たち―一九九九年春~二〇〇〇年春
第6章 民主主義のモノサシ―二〇〇〇年春
第7章 問われる「生き方」
著者等紹介
池添徳明[イケゾエノリアキ]
1960年、大阪府生まれ。埼玉新聞記者、神奈川新聞記者を経て、1999年6月からフリージャーナリスト。教育、人権、司法改革、メディアなどの問題に関心を持って取材を続けている。大岡みなみのペンネームでも執筆。著書に『日の丸・君が代と子どもたち』(岩波ブックレットNo.517、共著)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。