内容説明
だれにとっても、学ぶことはむずかしい。いつの時代でも、勉強が好きな人は少ない。大学生にとっても研究者にとっても、学習にはさまざまの越えがたい障害がある。この障害を乗り越える方法が、どこかにないのだろうか。本書は、学校や教室での学習にむずかしさを感じる人びとが、体験的に学ぶ方法の模索である。
目次
第1章 フィールドの大地へ出よう
第2章 フィールド調査のアプローチ
第3章 フィールド調査とフィールド体験
第4章 文化人類学と農村社会学におけるフィールドワークの方法
第5章 ライフヒストリー調査
第6章 フィールド調査の新展開
第7章 民際学におけるフィールド
第8章 フィールド調査における統計学の利用
第9章 コンピュータを利用したフィールド調査法
第10章 フィールドワークのための空間情報と地域分析ツール