マッカーシー時代を生きた人たち―忠誠審査・父と母・ユダヤ人

マッカーシー時代を生きた人たち―忠誠審査・父と母・ユダヤ人

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  • サイズ B6判/ページ数 358p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784535580053
  • NDC分類 936
  • Cコード C3036

内容説明

1940年代末から50年代はじめ、アメリカ社会にマス・ヒステリーをひき起こした冷戦政治(思想)体制=マッカーシズムの時代を、体制の犠牲者の子どもの目を通して、ほんとうの意味で内側から分析している。「大統領の陰謀」のカール・バーンスタインが、膨大なFBI機密資料を駆使して、両親の受けた権力の爪痕を明らかにし、現代史における魔女狩りの時代の病理を描く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フクロウ

2
『大統領の陰謀』のカール・バーンスタインによる、自身の家族についての自伝的書物。ユダヤ人、移民二世、組合活動そして共産党への所属と、アメリカ的なるもの。本文中には全く出てこないが、バーネット判決がちらつくと同時に、我が国で2024年3月現在国会審議が進む経済クリアランス法案への懸念が高まる。奥平康弘が本書を訳しているのも意外といえば意外。特に結社の自由との関係で、構成員を明らかにするよう求める形での議院調査権と憲法の関係については毛利透『表現の自由』。2024/03/24

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