内容説明
「ライス」と「ごはん」はどう違うか、パンツはなぜ「着る」と言えないのか、信号灯の「青」は「緑」でなくても良いのか、視線を「メセン」という類の言語変化はどうして起るのか…などといった、身近な疑問から出発して、読者を知らぬ間に言語学の殿堂へいざない、時を忘れさせる。興味津々の言語学PR読本。
目次
第1章 ライスとごはん
第2章 キル、ハク、カブル、ハメル
第3章 辞書はことばのプレタポルテ
第4章 理想的な辞書づくり(1)―内容篇
第5章 理想的な辞書づくり(2)―形式篇
第6章 新語・流行語
第7章 漢語
第8章 青信号を考える
第9章 語彙の変化(1)―変化の要因
第10章 語彙の変化(2)―続・変化の要因
第11章 語彙の変化(3)―変化の型
第12章 オタミミ・ベンベ―「らしさ」の重要性