オタミミ・ベンベの言語学―語彙論への招待

オタミミ・ベンベの言語学―語彙論への招待

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  • サイズ B6判/ページ数 216,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784535576469
  • NDC分類 801.4

内容説明

「ライス」と「ごはん」はどう違うか、パンツはなぜ「着る」と言えないのか、信号灯の「青」は「緑」でなくても良いのか、視線を「メセン」という類の言語変化はどうして起るのか…などといった、身近な疑問から出発して、読者を知らぬ間に言語学の殿堂へいざない、時を忘れさせる。興味津々の言語学PR読本。

目次

第1章 ライスとごはん
第2章 キル、ハク、カブル、ハメル
第3章 辞書はことばのプレタポルテ
第4章 理想的な辞書づくり(1)―内容篇
第5章 理想的な辞書づくり(2)―形式篇
第6章 新語・流行語
第7章 漢語
第8章 青信号を考える
第9章 語彙の変化(1)―変化の要因
第10章 語彙の変化(2)―続・変化の要因
第11章 語彙の変化(3)―変化の型
第12章 オタミミ・ベンベ―「らしさ」の重要性

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

terve

4
オタミミ・ベンベは事故で亡くなった筆者の娘がノートに書いていたことばのうち、筆者が選んだもの。その一文を見たときの切なさ。 語彙論とは、語彙と語彙の違いはどういった点にあるか。たとえばライスと飯とコメ。お皿に盛りつけるならライス、握ったなら飯、稲穂の状態ならコメ…。換言することが出来ない場合、そこには何らかの差があるということ。普段は見逃してしまう語彙にはどういった違いがあるかが分かる本です。城生先生の書き方もおもしろいので、一気に読めます。2019/03/27

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