出版社内容情報
4つの“隠れた強み”=本人への良い影響、周囲への良い影響、ねがいごと、不器用な対処から、子どもと大人の関係をつなぎ直す。
目次
第1章 “解説編”ストレングス・トークって何だろう?
第2章 “実践編1”幼児期―まずは一緒に楽しく遊べるようになろう
第3章 “実践編2”学童期―安全・楽しみ・快適さを保証する
第4章 “実践編3”思春期―大人の価値判断をいったん脇に置いて
第5章 “実践編4”親・支援者―強みを見つけるのが難しいと感じたら
第6章 “事例編”実際にストレングス・トークを始めてみよう
第7章 “隠れた強み”を見つけるための紙上ワークショップ
著者等紹介
井上祐紀[イノウエユウキ]
児童精神科医。精神保健指定医。医学博士。現職:東京慈恵会医科大学精神医学講座准教授。国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所知的障害研究部客員研究員。平成10年岐阜大学医学部卒、同年国立国際医療センター内科研修。平成12年福島県立医科大学神経精神科診療医。平成17年国立精神・神経センター精神保健研究所知的障害部流動研究員。平成20年同診断研究室長。平成23年島田療育センターはちおうじ診療科長。平成26年十愛病院療育相談部長。平成27年横浜市南部地域療育センター所長。平成31年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
36
昨日も娘と友好的な会話を一言もできなかったオカンは、もう色々学ばないとという感じ。しかし理解できるけれど実践が伴わないものですねえ。う~む。2022/04/20
ひろか
10
「不適切な行動」としてしまうところを「不器用な対処」と捉えることで、隠された強みを捉えようとすること。 「強み」を活かすことに変わりはないが、活かすことで周囲/環境との良い相互作用につながることが重要な視点だと理解した。 若干読みにくいなと思ったが、ストレングストークに関する著者の心意気を強く感じる。2020/05/17
Asakura Arata
6
普段の診療場面やケースカンファで無意識的にやっていることを、体系的にまとめてあるので、頭の中が整理できた。子どもに限らず、人を育てたり望ましい方向に持っていく場合、性善説を基盤にしなければ立ちいかないよな。2020/04/12
-
- 和書
- 語りませ主よ