虐待・DV・トラウマにさらされた親子への支援―子ども‐親心理療法

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虐待・DV・トラウマにさらされた親子への支援―子ども‐親心理療法

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  • サイズ A5判/ページ数 232p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784535563568
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3011

出版社内容情報

見過ごされがちだが、乳幼児期のトラウマの影響は大きい。豊富な事例をもとにした、心病む幼い子どもと親を支える具体的な手引き。

第2版謝辞  
    謝 辞  

序 章
第1章 子ども‐親心理療法──関係性に焦点を当てたトラウマ治療
    基本の前提概念
    子ども‐親心理療法の歴史的起源と発展
    子どもと親の発達的側面への考慮
    文化的配慮
    トラウマ体験から回復するための治療の目標とメカニズム
    介入様式
    子ども‐親心理療法の特徴
    介入の糸口??身近なことから始める
    介入の場??診察室のプレイルームか家庭訪問か?
    臨床家の身の安全
    臨床家のセルフケア
    子ども‐親心理療法の効果の研究結果

第2章 子ども‐親心理療法の段階
    第1段階 基礎段階:見立てと治療契約
    概要と目標
    手 順
    セッション1 
    セッション2  
    セッション3  
    セッション4  
    セッション5  
    第2段階 中核的介入段階  
    子ども‐親心理療法に子どもを導入する  
    中核的介入段階──子ども‐親心理療法への子どもの導入から、治療の核心へ
    治療的介入のタイミング
    介入領域
      領域1 遊び
      領域2 子どもの感覚運動機能の崩壊と、生理的リズムの混乱
      領域3 子どもの怖がる行動
      領域4 向こう見ずで、身を危険にさらし、事故に遭いがちな子
      領域5 子どもが親を攻撃する時
      領域6 子どもの攻撃が友達、きょうだい、他人へ向けられる時 
      領域7 親からの体罰 
      領域8 親が子どもを見下したり、脅したり、非難したりする時 
      領域9 加害者(別居中の親)との関係  
      領域10 赤ちゃん部屋のおばけ──精神病理の世代間伝達 
      領域11 赤ちゃん部屋の天使──親の優しい過去からの影響 
      領域12 別れと喪失のリマインダー 
    第3段階 要約と終結:治療効果の持続を目指して  

第3章 ケースマネジメント
    児童虐待が疑われる時──児童保護局への通告
    親権問題が起こる時──家庭裁判所との連携

第4章 さまざまな治療法との類似点と相違点
    A 心理療法全般に必須の項目
    B 子ども‐親心理療法と相容れない項目

    文 献 
    監訳者あとがき

アリシア・F・リーバマン[アリシア エフ リーバマン]
カリフォルニア大学サンフランシスコ校精神科教授

チャンドラ・道子・ゴーシュ・イッペン[チャンドラ ミチコ ゴーシュ イッペン]
カリフォルニア大学サンフランシスコ校の子どもトラウマ研究プログラム副理事

パトリシア・ヴァン・ホーン[パトリシア ヴァン ホーン]
元・カリフォルニア大学サンフランシスコ校精神医学教室臨床学教授

渡辺久子[ワタナベ ヒサコ]
慶應義塾大学病院小児科精神保健班顧問、LIFE DEVELOPMENT CENTER渡邊醫院医師

佐藤恵美子[サトウエミコ]
リンショウシンリシ

京野尚子[キョウノナオコ]
臨床心理士・臨床発達心理師

田中祐子[タナカユウコ]
小児科医

小室愛枝[コムロヨシエ]
臨床心理士・特別支援教育士

内容説明

「私のママをぶたないで!」愛着の観点から、子どものトラウマを治療するとは。乳幼児期の親子関係を支え、暴力の世代間伝達を断ち切る!豊富な事例とともに贈る、支援者必携の具体的手引き。

目次

第1章 子ども‐親心理療法―関係性に焦点を当てたトラウマ治療(基本の前提概念;子ども‐親心理療法の歴史的起源と発展 ほか)
第2章 子ども‐親心理療法の段階(第1段階 基礎段階:見立てと治療契約;第2段階 中核的介入段階 ほか)
第3章 ケースマネジメント(児童虐待が疑われる時―児童保護局への通告;親権問題が起こる時―家庭裁判所との連携)
第4章 さまざまな治療法との類似点と相違点(心理療法全般に必須の項目;子ども‐親心理療法と相容れない項目)

著者等紹介

リーバマン,アリシア・F.[リーバマン,アリシアF.] [Lieberman,Alicia F.]
カリフォルニア大学サンフランシスコ校精神科教授、子どもトラウマ研究プログラム理事長、サンフランシスコ総合病院理事長であり、また、アーヴィング・ハリス基金講座で乳幼児精神保健を教えている。また、基本的なケアの水準を高める、トラウマを受けた子どもとその家族が支援を受けやすくする、という使命を担う、薬物乱用・精神衛生サービス局(SAMHSA)基金による全米子どものトラウマティックストレス・ネットワーク(NCTSN)のプログラム、早期トラウマ治療ネットワークのプロジェクト理事を務める

イッペン,シャンドラ・道子・ゴッシュ[イッペン,シャンドラミチコゴッシュ] [Ippen,Chandra Michiko Ghosh]
カリフォルニア大学サンフランシスコ校の子どもトラウマ研究プログラム副理事であり、トラウマを受けた子どものエビデンスに基づく治療法である子ども‐親心理療法の普及担当理事を務める。臨床家、研究者、指導者であり、トラウマと多様性に関わる著書は20冊を超える。インドと日本の血筋をもつアメリカ人一世で、スペイン語も堪能。全米子どものトラウマティックストレス・ネットワークの文化協会の共同議長を過去に務め、文化背景や状況がいかに認知と精神保健体系に影響するかの検証に情熱を注いでいる

ヴァン・ホーン,パトリシア[ヴァンホーン,パトリシア] [Van Horn,Patricia]
2014年1月死去。カリフォルニア大学サンフランシスコ校精神医学教室の臨床学教授で、サンフランシスコ総合病院の乳幼児・思春期青年期精神科の理事、子どもトラウマ研究プログラムの共同理事を務めていた。ヴァン・ホーン博士は1970年にコロラド法科大学で法務博士を、1996年にパシフィック大学院心理学科で哲学博士を取得している。子ども‐親心理療法を共同開発した彼女は、国内外で研修を行い、この治療法の普及に努めた。サンフランシスコ・安全スタート発議権立案を先導し、実施期間はコンサルタントに当たった

渡辺久子[ワタナベヒサコ]
小児科医、児童精神科医。1948年、東京生まれ。慶應義塾大学医学部卒業後、同小児科助手、同精神科助手、小児療育相談センター、横浜市民病院神経科医長を経て、ロンドンのタビストック・クリニック臨床研究員として留学し、精神分析と乳幼児精神医学を学ぶ。1993年より慶應義塾大学医学部小児科専任講師となり、現在は退職し、慶應義塾大学病院小児科精神保健班顧問、LIFE DEVELOPMENT CENTER渡邊醫院副院長、世界乳幼児精神保健学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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木麻黄

5
子ども-親心理療法の独自性がほとんど伝わってきませんでした。実際にこの技法に親しんでいる方については、豊富な臨床例が即座の応用につながる面はあると思われ、知識としての入り方は違ってくるのかもしれません。しかし、初見レベルの向きには、個別具体的な臨床の羅列は、かえって概要を見えにくくし、何より読み物としての訴求力を低下させた面があったと思います。社会階級の存在を前提にしているのは、興味深く、日本もやがてそうなるのでしょう。また、非構造的な親ガイダンスの必要性については、社会学習理論を知る必要がありそうです。2020/05/01

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