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目次
第1章 遅れのある子の就学とは(本当の専門家とは;追いつめられた子育てをしている親たち ほか)
第2章 学校選びのポイント(実際に足を運んでみてわかること;行事を通して見えてくるもの ほか)
第3章 子どものための親の出番(特別支援教育とは;就学までのスケジュール ほか)
第4章 就学先が決まったら(スモールステップで考える子どもの目標づくり;集団別の指導カリキュラム ほか)
著者等紹介
海津敦子[カイズアツコ]
1961年生まれ。フリージャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
newpapa
1
著者の真摯な就学相談に対する態度に背筋が伸びた気がする。ただ、この本を単なるHOWTO本として使い、学校・行政と当たるとそうとう不必要な悩みが増えるかもしれない。 アメリカの権利意識を背景にした保護者と学校の関係と権利意識が弱い日本においてのそれは少し違う気がする。例えば、進級に対する保護者の価値観など。 ただ、事例にもあったが、保護者が色々な学校を研究したり、担任に対しての感謝の態度は、バランスの取れた良い取り組みだと思う。それでも駄目なら、市長にメールか、市議会を活用するですね。2017/12/03
toriaez
0
ふと出会い、いつのまにか引き込まれて読了。行政への声のあげ方が理路整然と示されている。「環境には働きかけることができる」という実感が持てる。エンパワーされるとはこんな感覚か。それから「特別な配慮が必要だと判断されることで、我が子の価値が損なわれたりはしない」「子どものために自分の人生を諦める必要はない」ときっぱりと言っているのも良かった。きっと子育てだけの話ではないな。頼ることは恥ずかしいことだと考えていたことも、自分の人生を生きない理由を関係の深い他者に求めていたことも、あるなあ。読めて良かった。2020/05/07