内容説明
リリシズム、崇高、繊細、ユーモア、耽美、静謐。数々の言葉が冠されるジャズ・ピアニストの真実を探り、もうひとつのエヴァンス像を描き出す。彼の死は終焉でなく、新たな作品を産むきっかけにすぎない。
目次
序章 ビル・エヴァンスへの手がかり
第1章 プレインフィールド
第2章 ニューヨーク
第3章 マイルスとの日々
第4章 スコット・ラファロの出現
第5章 ザ・ファースト・トリオ
第6章 1961年6月25日、日曜日
第7章 ドラッグと成功の甘き香り
第8章 モントルーと伝説のトリオ
第9章 野望と挑戦、そして失敗
第10章 しのび寄る影
第11章 アイ・ウィル・セイ・グッドバイ
著者等紹介
中山康樹[ナカヤマヤスキ]
1952年大阪府生まれ。音楽評論家
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