おとぎ話のなかの救済 - 深層心理学的観点から

マリー・ルイゼ・フォン・フランツ/角野善宏

日本評論社（2004/09発売）

• サイズ B6判／ページ数 192p／高さ 20cm
• 商品コード 9784535562158
• NDC分類 146.1
• Cコード C3011

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[himawari]

「おとぎ話」をユング派の心理分析を使って解説している本。難しい！でも、ギリシャ神話や昔話には太古の昔から人間の共通した心理が語られている、という考え方が新鮮で最後まで投げ出さずに読むことが出来た。おとぎ話の中で動物の首を切り落とすことの解釈や、光のイメージ、湯に漬かること、喋れないこと等が心理学ではそう解釈されるのか！と、驚きの分析（解釈）だった。十分に理解出来てはいないと思うが、妄想を抱く心や危機的状況にある心の仕組みを少しだけ知ることができた気がする。

2015/05/21

[(˙-˙э ))э]

★★☆☆☆ 内容はユング心理学。講義形式の編集で、個人的には読み辛かった、

2008/08/07

[yuya]

ユングが言う人間の共通のイメージや真理とはどのようなものだろうか？

2019/05/31