内容説明
日本における芸術療法の萌芽から四十有余年。わが国の芸術療法は質量ともに世界最高水準にある。代表的な技法をとりあげながら、日本の芸術療法の到達点と今後を展望する。
目次
1 芸術療法とは(芸術療法の現在―日本の現況と海外の動向;イメージ表現の心理学―芸術療法とそれを包む場;芸術療法の適応と注意点;絵画療法と表現病理―知っておくべき表現病理学的ことがら)
2 芸術療法とその技法(個人絵画療法;集団絵画療法;コラージュ療法とその展開;箱庭療法;音楽療法;詩歌療法;芸術療法としての心理劇;ダンス・セラピー)
3 芸術療法の新たな広がり(ターミナルケア施設における芸術療法;老年期痴呆と芸術療法)
著者等紹介
飯森眞喜雄[イイモリマキオ]
東京医科大学医学部精神医学教室教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。