内容説明
パーソナリティの障害とはなにか?境界例、ヒステリー、多重人格、殺人者…しばしば社会との不適応を起こし、パーソナリティに偏りがあるとされる人々。研究の歴史から治療まで、コンパクトに解説。
目次
パーソナリティ研究の歴史―カントからクロニンジャーまで
パーソナリティ障害者の心理療法―逆転移とその克服
症候学からみたヒステリーと多重人格
失調型パーソナリティ障害と統合失調症
境界性パーソナリティ障害の臨床
境界性パーソナリティ障害の認知行動療法―弁証法的行動療法
パーソナリティ障害と「男らしさ」
行為障害の矯正治療
サイコパスの系譜―そのパーソナリティは本人の責任か?
殺人者の脳とパーソナリティ障害
自己愛性パーソナリティ傷害と現代
病跡学とパーソナリティ傷害
精神鑑定とパーソナリティ傷害
著者等紹介
福島章[フクシマアキラ]
上智大学名誉教授。精神医学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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