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内容説明
ADHD、ひきこもり、虐待。子どものこころを巡る問題に精神医療の現場からアプローチ。学級崩壊から児童虐待まで、子どものこころがいま、大きく揺れている。精神医療の現場から、基礎的知見を示し、問題点を指摘し、対策を提案する。
目次
子どもの精神障害を考える
小児自閉症―子どもの発達との関連で
子どもの抑うつ状態の社会医学的視点
子どもの摂食障害
子どもの強迫性障害
子どもの精神分裂病
落ち着かない子どもたち?―LD/ADHD
不登校と「ひきこもり」
「知的障害」をめぐって―発達心理学を再考する視点から
子どもをめぐる心理学的援助
児童精神科医からみる「少年非行」
青少年の薬物依存をめぐって
「いい子」が危ない―機能不全の家庭に育つ子どもたち
虐待をめぐる諸問題
青少年の精神障害と社会復帰
子どもの自殺をめぐって
著者等紹介
河合洋[カワイヒロシ]
かわいクリニック・発達医学研究所所長。専門は精神医学
山登敬之[ヤマトヒロユキ]
かわいクリニック・発達医学研究所。専門は精神医学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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べるめーる
23
教育と医療、臨床心理がもっと連携できればいいのにと思うことが少なくない。それぞれが、それぞれの分野でのみいくら頑張っていてもできることは限られる。もっとつながりを持って個々の支援に当たれればいいのに。そうしたらもっと子どもの発達がスムーズに行くのではないか。著者もそういった視点を持ってこの本を書いていた。子どもの鬱や摂食障害などのほかに発達障害についてもかなりのページを割いていて(個人的に発達障害を「精神障害」という言葉に集約するのは引っかかるが)参考になった。2014/05/31
陽香
2
200201302017/06/21