心理療法の本質―内観療法を考える

心理療法の本質―内観療法を考える

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  • サイズ A5判/ページ数 195p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535560673
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3011

内容説明

精神病理学、精神分析学、認知行動療法、ブリーフセラピーの第一人者が、自派の療法の核心から内観療法の有効性を照射する。主要な心理療法の独自性と一般性を吟味する画期的試み。

目次

prologue 内観療法の技法と治療効果
1 治療各派から見た内観療法(自我発達論から内観療法を考える;精神分析的な立場から見た内観療法;認知行動療法から見た内観療法 ほか)
2 事例報告(病的賭博(パチンコ依存)に対する内観療法
集中内観療法が奏効した不安障害の一例
事例報告へのコメント
事例報告へのコメントに対するリコメント)
epilogue 心理療法の本質

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さとし

0
さまざまな流派の療法家が内観療法について考察することをテーマであり、語り口の差異や共通点が面白かった。阿闍世コンプレックスや「液体の沈殿」現象との関連、治療の場(してもらう、迷惑をかける場が設定されている)など、興味深く読んだ。内観療法は患者に対して「たしかに、あなたはたいへんな問題を抱えておられますが、それを解決するのはあなた自身ですよ。そして、あなたならできますよ」というメタメッセージを送っている、との指摘はすごく納得した。2021/03/21

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