出版社内容情報
再生可能エネルギーの普及拡大が日本の地域の持続可能な発展にもたらす効果を定性的・定量的に評価する理論と分析方法とは?
目次
序章 地域経済循環とエネルギー自治
第1章 地域付加価値創造分析の理論
第2章 地域付加価値創造分析のケーススタディ
第3章 再エネの地域付加価値創造分析を自治体レベルで活用する―日本でのケーススタディからの示唆
第4章 エネルギーまちづくりのガバナンス―オレゴン州・ポートランド市における地域的実験の制度設計
第5章 再エネ条例施行後におけるエネルギー自治の展開―長野県飯田市を事例として
第6章 スノーリゾート地域の再生に向けた小水力発電の可能性―長野県白馬村を事例に
第7章 再生可能エネルギーと地域金融―小水力発電の実践を通じて得られる示唆
第8章 日本山村における地域電化と地域社会、住民の対応―1909~1968
第9章 地域分散型・地域主導型エネルギーシステムとその担い手―社会的企業(social enterprise)論からの考察
著者等紹介
諸富徹[モロトミトオル]
1968年生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。京都大学博士(経済学)。現在、京都大学大学院経済学研究科兼地球環境学堂教授。専攻は財政学、環境経済学、地方財政論。著書に『環境税の理論と実際』(有斐閣、2000年、NIRA大来政策研究賞受賞、日本地方財政学会佐藤賞、国際公共経済学会賞を受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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