内容説明
途上国における市場機能の実態を知り、円滑な市場メカニズムへの移行を図る。近年の世界経済の変化を踏まえ、内容を刷新。
目次
第1部 経済発展と金融セクター(途上国開発と金融の役割;途上国金融システムの発展とその経路)
第2部 開発金融システムの基本デザイン(銀行型システムか市場型システムか;グローバリゼーションと途上国銀行セクター;外国銀行の進出と役割)
第3部 開発途上国における資金調達(途上国企業の資金調達:東アジア諸国の事例;東アジアとコーポレート・ガバナンス;途上国農村の金融問題とマイクロ・ファイナンス)
第4部 開発途上国における対外ファイナンス(開発途上国の対外資金;対外債務問題;開発援助資金;グローバル・インバランス)
著者等紹介
奥田英信[オクダヒデノブ]
一橋大学大学院経済学研究科教授。1956年生まれ。ミネソタ大学大学院経済学研究科博士課程修了(Ph.D. in Economics)
三重野文晴[ミエノフミハル]
神戸大学大学院国際協力研究科教授。1969年生まれ。一橋大学大学院経済学研究科修了(博士(経済学))
生島靖久[オジマヤスヒサ]
国際協力機構・信用力審査課長、早稲田大学・非常勤講師(2010年6月以降、国際通貨基金(IMF)シニアエコノミスト)。1970年生まれ。イェール大学経済学修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。