目次
第1部 家計行動(経済行動の安定性―NSFIEミクロ・データによる分析;家計消費・貯蓄の実証研究)
第2部 労働経済(既婚女性の労働供給行動―相対消費と状態依存の導入;労働供給弾性値はどのように変化したか―マクロとマイクロの双方の視点から;政府統計の接合データの作成と利用―工業統計調査と賃金構造基本調査の例)
第3部 企業行動(学術的研究は技術革新の生産性を上昇させるか―企業レベルのデータを使った検証;中小企業の銀行切替と銀行間競争、銀行合併、銀行危機;企業の資金調達構造と投資家保護)
第4部 開発経済(経済発展における子供の健康状態と母親の農業従事、家計内資源配分―DHSデータを用いた南アジアとアフリカの比較;都市農村格差問題へのミクロ計量経済学アプローチ―タイ、フィリピン、インド、中国の事例)
第5部 マクロ経済動学モデルのミクロ的基礎(動学的一般均衡モデルと資産格差)
著者等紹介
北村行伸[キタムラユキノブ]
1956年生まれ。1981年慶應義塾大学経済学部卒業。1982年ペンシルバニア大学大学院修士卒。1988年オックスフォード大学大学院博士卒、経済協力開発機構(OECD)エコノミスト。1991年日本銀行金融研究所研究員。1996年慶應義塾大学商学部客員助教授。1999年一橋大学経済研究所助教授を経て、2002年より一橋大学経済研究所教授。オックスフォード大学大学院博士課程修了、ドクター・オブ・フィロソフィー(オックスフォード大学)。研究分野は応用計量経済学、マクロ経済学、金融・財政論、公共経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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