内容説明
途上国の人々の日常にもたらされる「変化」。ミクロな開発事例とマクロな開発政策とを、フィールド経験豊富な執筆陣が地域横断的な視点で結びつける。
目次
序章 生活のなかの開発、開発のなかの生活
1章 生活と健康
2章 生活と栄養
3章 生活と教育
4章 子どもの生活と開発:生存と発達のプロセスにおいて
5章 水と森に支えられた生活と開発:ラオスのある小さな村の30年
6章 「援助を受けとめる人々」の生活と開発:あるフィリピン現地NGOの変遷から
7章 農村生活と開発:安定を求め変化に生きる東南アジアの農村から
8章 生活と調査
9章 『生活改善』と開発:戦後日本の経験から
著者等紹介
佐藤寛[サトウヒロシ]
日本貿易振興機構アジア経済研究所開発研究センター参事。専門開発社会学、地域研究(イエメン、エリトリア)。イエメンで調査、保健大臣アドバイザーなどに携わった
青山温子[アオヤマアツコ]
名古屋大学大学院医学系研究科教授。医学博士。専門国際保健医療学。国立国際医療センターにて、ODA事業の企画や技術指導などに携わった後、世界銀行の保健医療専門家として、中東地域の開発プログラムや調査研究などに従事。外務省ODA総合戦略会議、厚生労働省国際協力事業有識者検討会、JICA外部有識者事業評価委員会などの委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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