内容説明
「持続可能な開発」に向けて。かけがえのない地球の「コモンズ」をどう保全するか。政府や国際機関だけでなく、自治体、民間企業、ＮＰＯなど、多様に広がる「持続的発展の主体」を見据え、「住民参加」をキーワードに新たな開発のあり方を示す。
目次
序章 環境と開発
１章 地球環境問題と途上国
２章 貧困と「資源の呪い」
３章 途上国の産業と環境
４章 自然環境保全のための「協治」
５章 途上国の環境と住民参加
６章 企業活動の新しい展開と公的支援の役割の変化
７章 環境と開発援助
８章 途上国の社会的環境管理能力の形成と日本の国際協力
著者等紹介
井村秀文［イムラヒデフミ］
名古屋大学大学院環境学研究科教授。国際開発学会副会長
松岡俊二［マツオカシュンジ］
広島大学大学院国際協力研究科教授。国際開発学会常任理事・事務局長。２１世紀ＣＯＥプログラム「社会的環境管理能力の形成と国際協力拠点」拠点リーダー
下村恭民［シモムラヤスタミ］
法政大学人間環境学部教授。国際開発学会理事
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