出版社内容情報
日本の経済論争はなぜ不毛なのか? その真因は、エコノミストの多くが経済学を理解していないことにある。「経済専門家」たちの誤りを、実名を挙げて喝破。
内容説明
日本の経済論争はなぜ不毛なのか?その真因は、エコノミストの多くが、こともあろうに拠って立つべき経済学を理解していないことにある。「世間知」だけでものを言う「経済専門家」たちの誤りを、実名を挙げて喝破する。
目次
第1部 経済論争を不毛にしているのは誰か(人々はなぜ経済学を嫌うのか;専門人としての役割を自覚していない「専門家」;経済政策論争の焦点;より実り多い経済論争のために)
第2部 検証・日本の経済論争 2000‐2002(グローバル資本主義の危機?;アジア通貨バスケットは必要か;金融「量的緩和」反対論の没論理性;為替相場も日銀の責任のうち ほか)
著者等紹介
野口旭[ノグチアサヒ]
1958年生まれ。1982年東京大学経済学部卒業。1988年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。専修大学経済学部講師、助教授を経て、現在、専修大学経済学部教授
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