人口経済学入門

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人口経済学入門

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  • サイズ A5判/ページ数 285p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535552395
  • NDC分類 334.1
  • Cコード C3033

内容説明

人口変動という事象は、どうも経済環境と何か関連がありそうである。一方、経済のほうも人口の変動と無関係ではいられない。両者の関係を同時に分析するにはどのような視点で、またどのような方法論をもって臨めばいいのであろうか。この点を明らかにするために、さまざまな文献を調べても、特定の論点に専門化した研究書は多いが、教科書的な役割を担うものは限られているというのが実際のところである。本書は、人口と経済の相互関係を体系的かつできるだけ広範なテーマを設定して、このような役割を担うことを目的として書かれたものである。

目次

序章 本書を読むための基礎知識
第1章 人口変動の経済学:歴史的パースペクティブ
第2章 出生行動のミクロ経済学
第3章 経済成長と人口変動
第4章 結婚の経済学
第5章 データで見る人口変動と経済成長
第6章 出生・結婚と労働供給
第7章 少子高齢化とマクロ経済

著者等紹介

加藤久和[カトウヒサカズ]
1958年東京生まれ。1981年慶応義塾大学経済学部卒業。1988年筑波大学大学院経営・政策科学研究科修了(経済学修士)。2000年中央大学博士(経済学)取得。(財)電力中央研究所主任研究員、明治大学政治経済学部非常勤講師などを経て、現在国立社会保障・人口問題研究所社会保障基礎理論研究部第四室長、武蔵大学経済学部非常勤講師
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てるくんさん

1
人口と経済を融合させた学祭的な内容の教科書でした。ミクロマクロの基礎的な知識がないと読めないです。流し読みに近かったのですが、人口についての事象をバローの中立命題などの経済学的な知識に基づいて説明して行こうという考えのさわりといった感じでした。2011/09/14

0
経済数学を軽め以上にやっておかないと式展開などの数式が嫌いな人や読めないと思う。出生行動の一般均衡はウィルスモデルと言われ、この論文は読んでないので、後ほど読むとする。王朝モデルやOLGを使った問題解決アプローチなど数式的なものが多い。結婚や出産の経済学的な意味を考えている。97年までのデータがあり、出生率は2.17で、今と比べると高いのだが目標は2.7と書かれていた。2014/05/19

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