内容説明
中国占領下の祖国で組織的な弾圧を受け、亡命したチベットの人々―真実の告白と、著者の共感あふれる眼差しによって映し出された一人ひとりの肖像からは、怒りや憎しみの感情というよりも、温かで、高潔で、そして慈愛に満ちたチベット人の心が見えてくる。
目次
ポートレート（ウースル・リンポチェ；プンツォク・ラドゥン；チャンパ・テンジン；ガダン・ロブサン・テンジン ほか）
クル・マナリチベット難民キャンプ
ダライ・ラマ法王１４世テンジン・ギャッツォの静物ポートレート
砂マンダラ
著者等紹介
シーバー，デービット［シーバー，デービット］［Ｓｈｅｖｅｒ，Ｄａｖｉｄ］
米国出身の美術家・思索家であるデービット・シーバーは、視覚芸術を媒体として、少しでも多くの人々が自らの意識を高め、洞察力を深めるよう、献身的な活動を続けている。コンシャス・アート・ムーブメントのメンバーでもある彼は、１９９０年から９１年にかけてインド、ダラムサラのチベット亡命政府でボランティア写真家として働きながら、チベット仏教哲学を学び、独自の創作に打ち込んできた。亡命チベット人を主題とする写真展は、これまで米国および日本各地で開催されている。現在、妻子と共にロサンゼルス郊外のパロス・ベルデスに在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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