新しい環境経済学 - 実証ミクロアプローチ

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  • サイズ A5判
  • 商品コード 9784535541436
  • Cコード C3033

出版社内容情報

【 因果推論と構造推定を駆使し、環境政策に確かなエビデンスを! 】

気候変動・地球温暖化は、いまや世界共通の大きな政策課題です。
世界各国では、温室効果ガスの削減に向けて、これまでさまざまな環境政策・気候変動対策が実施してきました。

しかし、これまでの政策は、本当に温室効果ガスを減らしたのでしょうか?
その一方で、私たちの生活や企業のビジネス活動に、どのような影響を与えたのでしょうか?
また、より効果的で、より負担の小さい政策はなかったのでしょうか?
あるとすれば、それをどうみつけ、どう設計すればよいのでしょうか?

こうした問いに答えるために重要となるのが、現代の実証経済学で発展してきた「因果推論」と「構造推定」です。
政策の効果を正しく知るには、「もしその政策が行われていなかったとしたら」何が起きていたのかを考え、その「ifの世界」と、「現実に政策が実施された世界」を比較する必要があります。
さらに、企業や消費者の行動メカニズムをモデルに基づいて捉えることで、まだ実施されていない政策の効果を見通し、よりよい制度設計へとつなげることができます。

本書は、「因果推論」と「構造推定」を相互補完的に駆使する「実証ミクロアプローチ」を、環境政策を題材に体系的かつ実践的に解説する一冊です。

実データを用いた豊富な演習と、サポートサイトで詳説するStata/Rコードを通じて、基礎から応用・実装までを丁寧にサポートします。確かなエビデンスと経済モデルに基づいて政策効果を検証し、制度設計へと活かすための必携書です!


【目次】

第Ⅰ部 実証ミクロアプローチで進化する環境経済学
 第1章 新しい経済実証と環境経済学
 第2章 構造推定と誘導型推定:ヘドニック価格法を例として
第II部 環境政策の効果を科学する実証経済学
 第3章 環境規制と戦略的行動を考える
 第4章 環境ナッジを考える
 第5章 環境規制のイノベーション促進効果を考える
第Ⅲ部 環境政策をデザインする実証経済学
 第6章 政策ニーズからエビデンスを考える:気候変動対策としての建築規制 (1)
 第7章 政策ニーズから研究デザインを考える:気候変動対策としての建築規制 (2)
 第8章 環境政策とEBPM (1):排出権取引の歴史からEBPMの本質を学ぶ
 第9章 環境政策とEBPM (2):ベストプラクティスから学ぶ
第Ⅳ部 自然科学×実証経済学で気候変動に挑む
 第10章 気候変動の社会的費用を考える (1):これまでのSCC
 第11章 気候変動の社会的費用を考える (2):新しいSCCへ
第Ⅴ部 実践編:環境経済学でよく用いられる実証手法をつかむ
 1 潜在的アウトカムと回帰分析
 2 ランダム化比較実験と操作変数法
 3 差の差(DD)デザイン
 4 回帰不連続(RD)デザイン
 5 標準誤差について
 6 支払意思額(WTP)の推定
 7 限界削減費用(MAC)の推定

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