出版社内容情報
世界の自動車市場はEV(電気自動車)化へと急速に進んでいる。米中が先陣を切る中、大きく出遅れた日本企業の巻き直し策とは。
内容説明
HVの日本VSEVの中国。次世代の自動車産業の覇者となるのは?米欧に加えアジア諸国の動向をおさえつつ冷静に今を読み解く。
目次
序章 トヨタの社長交代にみる日本の自動車産業の危機
第1章 EV化への潮流:CASE呪縛の下でのドミナントデザイン
第2章 「中国製造2025」でハイライトされたEVへのシフト
第3章 戦略部品「EV電池」での経営:BYD
第4章 新規参入者テスラが果たした役割と自動運転への展望
第5章 新たなEV需要開拓の任になう小粒の諸侯経済
第6章 経済発展がもたらす新たな市場
第7章 真のゼロエミッション車を求めて
第8章 EVが拓く自動車市場の新たなジオテクノロジーの地平
著者等紹介
〓橋琢磨[タカハシタクマ]
1943年岐阜県生まれ。慶應義塾大学経済学部/新聞研究所卒業。MBA(カリフォルニア大学バークレー校)、論文博士(中央大学)。野村総合研究所時代には、ニューヨーク駐在、ロンドン支店長、経営開発部長、主席研究員などを務める。北海道大学大学院客員教授、中央大学大学院教授などを経て、現在は論評・著作活動に専念している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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