出版社内容情報
教育経済学の歴史的展開を網羅しつつ、理論研究や実証研究を紹介、またそれらの結果が政策へと展開した具体事例をあげて解説する。
内容説明
教育経済学の挑戦をこの一冊で見通す―人への投資、学び直し、教育の機会、国際化、そして格差―今日の世界的課題について、学術的裏付けをもって説明する。
目次
教育経済学とは
教育の効果
教育と労働市場1:人的資本論
教育と労働市場2:人的資本論で説明できないこと
教育と労働市場3:学校教育後の技能形成
教育費の負担構造と教育における政府の役割
教育の民営化
学校選択と教育機会の平等と公平
ジェンダーをめぐる課題と教育経済学
「学び直し」の経済学
教育の国際化
これからの教育経済学―まとめにかえて
著者等紹介
松塚ゆかり[マツズカユカリ]
米国コロンビア大学大学院博士課程修了後、同大学教育経済学研究所研究員、経済政策研究所(ワシントンD.C.)研究員、一橋大学・大学教育研究開発センター准教授、教授を経て、一橋大学・森有礼高等教育国際流動化機構教授。専門は教育経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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