出版社内容情報
行政法解釈論に「法と経済学」の視点を盛り込み、行政訴訟や行政の司法的統制に新たな知見をもたらす意欲作。著者の研究の集大成。
目次
第1部 行政訴訟の意義・機能・限界―行政訴訟と民事訴訟の関係
第2部 正と負の外部性の統制―原告適格論と公共性概念の混沌
第3部 収用・損失補償・行政上の義務履行確保の憲法解釈
第4部 権利の明確性・実現費用・情報の非対称と法設計
第5部 競争の法的統制
第6部 行政の違法排除の実効的確保―司法に何を委ねるべきか
著者等紹介
福井秀夫[フクイヒデオ]
1981年東京大学法学部卒業、建設省入省。1993年東京工業大学工学部社会工学科助教授、1996年法政大学社会学部教授、2000年ミネソタ大学政治学科客員研究員などを経て、2001年より政策研究大学院大学教授。京都大学博士(工学)。専門は行政法、法と経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。