出版社内容情報
子どもの貧困、学校事故、学問の自由などの今日的課題を手がかりに、教育法学に対して学際的アプローチを試みた意欲的教科書。
内容説明
教育や子どもの権利における危機的状況を、憲法・教育学・教育法に関連する様々な分野からアプローチし分析。基本に立ち返って展望を示す本。
目次
第１部 教育法学の理論研究（憲法からみた教育法；教育学からみた教育法）
第２部 教育法学の実践研究（憲法にとっての教育判例研究；教育学からみた教育裁判研究―教育紛争の有り様をふまえて）
第３部 教育法学の研究方法論と教育法の近接領域（教育法哲学における“ｃｏｍｍｏｎ”試論―学校教育における「権利」と「公共性」の衝突；公教育の法社会学―学校体罰と教育委員会の処分のあり方を素材に ほか）
第４部 教育法学・教育法の先端的展開（子どもの権利と子ども法；教師の教育権論 ほか）
第５部 教育法学と教育法の過去・現在・未来（「教育の自由」の意義と展望；主権者教育権説の意義と展望 ほか）
著者等紹介
植野妙実子［ウエノマミコ］
中央大学名誉教授。法学博士。専攻：憲法・フランス公法
宮盛邦友［ミヤモリクニトモ］
学習院大学准教授。専攻：教育学・臨床教育学・教育法学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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