出版社内容情報
日本民法の優れた理論家でありフランス民法研究にも多大な貢献を果たしてきた金山直樹先生の古稀をお祝いする古稀記念論集。
目次
歴史(法文化論的アプローチと日本における法文化の分析;フランス執政政府期の私立学校による法学教育の復興 ほか)
法典(ベルギー民法典第1編「一般規定」および第5編「債務」の改正;フランス・ベルギーにおける占有訴権制度の帰趨 ほか)
理論(債権の消滅時効による強制力の消滅―金山教授の新確定効果説;時効更新効をもたらす他人による債務承認と管理権限についての小稿 ほか)
契約(双方有責不能法理の射程―債権者による履行としての目的到達への展開;消費貸借契約のコーズについて ほか)
現代(担保の暗号化―フランスにおけるその一断面の観察;フランスにおける「環境従物債務」の利用例と課題―生物多様性保全と私法上の道具立て ほか)
著者等紹介
吉井啓子[ヨシイケイコ]
明治大学教授
馬場圭太[ババケイタ]
関西大学教授
山城一真[ヤマシロカズマ]
早稲田大学教授
石尾智久[イシオトモヒサ]
金沢大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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