末弘厳太郎の法学理論―形成・展開・展望

個数:
電子版価格
¥9,680
  • 電子版あり

末弘厳太郎の法学理論―形成・展開・展望

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年06月20日 23時58分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 596p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535526044
  • NDC分類 321
  • Cコード C3032

出版社内容情報

末弘厳太郎の学風はアメリカ留学の前後で大きく変わったとされているが、若き末広の学問遍歴を丹念に追うことで、その法社会学的思考が留学前から連続性をもっていたことを明らかにする。時代により変化する末弘の学風の背景を掘り下げることで、末弘に内在する「連続性」と「非連続性を」を明らかにし、新たな末弘厳太郎像を描き出す。

内容説明

末弘厳太郎の法学理論を彼みずからの歴史のなかで解析する試み―末弘法学の「光と影」。欧米留学前から始まった末弘厳太郎の学問遍歴を丹念に追うことで、末弘法学の積極面と限界をあきらかにし、さらには現代の民法学への示唆を考察する。

目次

第1章 末弘厳太郎の略譜と末弘法学の特徴
第2章 若き末弘厳太郎の法学・民法学―留学前の末弘法学
第3章 末弘民法学の“転換”と社会学的民法学(「実用法学」)、そして法社会学への方向設定―留学から帰国後の末弘法学
第4章 末弘厳太郎の「入会権」論に基づく一つの考察
第5章 末弘『嘘の効用』は何を語ったか
第6章 末弘における『農村法律問題』と『労働法研究』
第7章 末弘「法社会学」とエールリッヒ「法社会学」との関係
第8章 末弘法学の展望―川島武宜の法学理論との関係を素材にした一つの試論(立法学及び法解釈学方法論の基礎的考察)
補論 穂積陳重と大正デモクラシー期の民法学―末弘厳太郎の前段階と彼の伴走者たち(本補論の基本的視点―民法学の「歴史性」・「学説史」に関する諸問題;穂積陳重「法典調査会」・「法律進化論」・「社会力論」・「陳重の「二つの顔」論」を基軸として―末弘法学の前段階・一つの指標;大正デモクラシー期の民法学―末弘厳太郎とともに歩んだ人たち;結語)

著者等紹介

川角由和[カワスミヨシカズ]
龍谷大学法学部教授。博士(法学・北海道大学)。1986年4月から1987年9月まで九州大学法学部助手、1987年10月から1996年3月まで島根大学法文学部助教授、1996年4月から龍谷大学法学部教授(途中2005年4月から2016年3月まで龍谷大学法科大学院教授)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品