出版社内容情報
コロナ禍で激変した社会・就労構造をめぐる問題を労働法と社会保障法の視点から解明し、人間らしい社会生活の仕組みをを探究する。
目次
第1部 雇用と生活の劣化(社会・就労構造の変容と社会的保護の行方;非正規労働と社会保障法;建設業における社会保障法制の課題―コロナショックも見据えて;複数就業と労働・社会保障の課題―大学非常勤講師の働き方を中心に;職業訓練制度と社会法―ポストCOVID‐19の労働世界に向けて;障害者の職業訓練と就労―現状とコロナ禍後へ向けて)
第2部 コロナ禍と労働法と社会保障法の課題(日本の社会保障の転機に;コロナ禍による雇用危機と雇用安定網構築の課題;福祉の死角地帯の拡大と社会保障の課題―韓国の取組みを中心に;イギリス2014年ケア法の介護者支援施策―コロナ禍を、ケアを中心とする社会への転換点とするために;ディーセントな働き方と生活保障のための課題―コロナ後も見据えた論点の検討)
著者等紹介
木下秀雄[キノシタヒデオ]
龍谷大学法学部教授
武井寛[タケイヒロシ]
龍谷大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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