証拠法の心理学的基礎

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  • サイズ A5判/ページ数 354p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784535525313
  • NDC分類 327.953
  • Cコード C3032

出版社内容情報

アメリカ証拠法を、法学と心理学に精通する著者らが心理学の基礎的研究を紹介しつつ分析・解説。文化や慣習を超えた人間行動の法則が理解できる。

内容説明

証拠法は応用心理学だ!心理学が科学として成立する遙か以前から、欧米の法曹は心理学を実践してきた。本書は最新の心理学的知見から、アメリカ証拠法を素材にあるべき裁判のルールを検証する。さらに本書は、日本の心理学に新しい研究分野を提供するものである。日本の裁判に正しい証拠法を構築するために必読の書。

目次

心理学と証拠法の交差点
第1部 陪審を考える(裁判官vs陪審:事実を認定するということ;利益衡量;証拠の無視や利用制限を命じる説示)
第2部 証人を評価する(証人を観察する;性格証拠:行動傾向と弾劾)
第3部 その他のタイプの証拠(伝聞と伝聞の例外;科学的証拠とその他の専門家証拠)
証拠法のための心理学の教訓

著者等紹介

サックス,マイケル・J.[サックス,マイケルJ.] [Saks,Michael J.]
アリゾナ州立大学サンドラ・デイ・オコナー法科大学院および心理学部のリージェント・プロフェッサーを務める。オハイオ州立大学社会心理学博士、イェール大学ロースクール法学修士(M.S.L)。行動科学と法律の交錯点についてのさまざまな問題について研究している

スペルマン,バーバラ・A.[スペルマン,バーバラA.] [Spellman,Barbara A.]
バージニア大学法科大学院教授(元心理学部教授)を務める。ニューヨーク大学法務博士(J.D.,1982年)、UCLA心理学博士(1993年)。研究テーマは、記憶と推論に関する基本的な問題から、記憶と推論の法・情報分析・公共政策への応用に進んでいる

高野隆[タカノタカシ]
弁護士。1956年生まれ。1979年早稲田大学法学部卒業。1987年サザン・メソジスト大学ロー・スクール卒業(LL.M.)。高野隆法律事務所代表パートナー。一般社団法人東京法廷技術アカデミー代表理事

藤田政博[フジタマサヒロ]
関西大学社会学部教授。1973年生まれ。1997年東京大学法学部卒業、1999年修士課程修了。2002年北海道大学大学院文学研究科修士課程修了、2006年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。2013年カリフォルニア大学バークレー校客員研究員。2022年2月現在、法と心理学会副理事長、日本法社会学会理事

大橋君平[オオハシクンペイ]
弁護士。1973年生まれ。1997年東京大学法学部卒業、2014年コロンビア大学ロースクール卒業(LL.M.)。弁護士(2002年登録)、ニューヨーク州弁護士(2015年登録)。2019年~2021年司法試験考査委員および司法試験予備試験考査委員(刑法)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ねお

18
裁判における証拠ルールの多くは人間心理に対するルール作成者の信念の産物であり、立法者のみならずルールの解釈適用する裁判官もルール作成者としてアマチュア心理学者としての役割になっているという前提から、心理学者が米の連邦証拠規則を中心に証拠ルールの根底にある心理学的知見を検証する。日本では伝聞証拠や目撃者や被害者証言について、人間の認知構造が理由づけとされるのみが、米では人間の認知メカニズム、意思決定の構造、利益衡量におけるメタ認知、反対尋問や宣誓の効果、科学証拠についてまでも心理学的知見が議論されている。2022/06/07

mittsko

5
司法判断の正当性の根拠について学びたく、数冊をジャケ買いしたなかの一冊。とても勉強になった、読んでよかった…(=゚ω゚)ノ ※ 本書はアメリカの証拠法(「連邦証拠規則」)を取り上げ、その「ルール作成者」(立法者と裁判官)が使用する「素人の応用心理学」の有効性を、認知心理学や社会心理学のプロが吟味する一冊。司法・法学と心理学との交錯による大変な貴重かつ重要な仕事、およびその訳業だ、と素人なりに確信できました。なお、訳者らによれば、本邦には制定法としての証拠法はない、そのコンセプトすらないとの由2023/12/29

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