出版社内容情報
安倍改憲論のねらいと問題点を、自民党が発表した自衛隊の9条加憲などの4項目の改憲案に即して具体的に明らかにする。
内容説明
9条改憲は市民の生活・人権にどのような影響を及ぼすのか。自民党が2018年3月に発表した4項目の改憲案、(1)自衛隊の憲法明記、(2)緊急事態条項の導入、(3)合区解消・地方公共団体、(4)教育充実に関する改憲案に即して具体的に明らかにする。
目次
第1章 安倍9条加憲論のねらいと問題点
第2章 緊急事態条項導入論のねらいと問題点
第3章 「合区解消・地方公共団体」の改憲論について
第4章 「教育充実」に関する改憲論について
第5章 「護憲的改憲論」または「立憲的改憲論」についての疑問
第6章 憲法9条の意義と東北アジア非核化の課題
著者等紹介
山内敏弘[ヤマウチトシヒロ]
1940年山形県生まれ。一橋大学法学部卒業、同大学院法学研究科博士課程修了(法学博士)。獨協大学教授、一橋大学教授、龍谷大学教授を経て、一橋大学名誉教授、獨協大学名誉教授。専攻は、憲法学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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