出版社内容情報
民主党政権成立前後から第2次安倍政権における表現の自由とメディアに関する論点、展開を記録し、その問題点を提示する本。
内容説明
言論の自由と知る権利を取り戻し、メディアの再生を図るために。自公政権~民主党政権~自民党安倍政権のもとで広がってきた言論・メディア統制、それに対抗しきれず、本来のジャーナリズムのありかたから遠ざかってきたメディアの現状を振り返り、言論の自由とメディアの役割を問う。
目次
序章 自公政権下の表現規制とメディア/前史として ~二〇〇七年(広がる言論・メディア統制とその特質;ジャーナリズムから遠ざかるメディア)
第1章 自公政権から民主党政権へ/表現の自由とメディアの動向 二〇〇八年~二〇〇九年(個人情報保護法と情報統制;表現の自由とジャーナリズムを読む ほか)
第2章 民主党政権下の表現の自由とメディア 二〇〇九年~二〇一二年(民主党政権におけるメディアの政策と規制―原発報道と検察監視も含め;秘密保全法案と共通番号制 ほか)
第3章 安倍政権下の表現の自由とメディア 二〇一二年~二〇一七年(安倍政権で進む統制と監視―マイナンバー法も含め;秘密保全法案から特定秘密保護法へ ほか)
第4章 表現の自由とメディアの現在 二〇一八年~(表現の自由と規制をめぐる動向;社外言論の自由と規律 ほか)
著者等紹介
田島泰彦[タジマヤスヒコ]
1952年、埼玉県秩父生まれ。上智大学法学部卒業、早稲田大学大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学。憲法・メディア法専攻。神奈川大学短期大学部教授などを経て、1999年~2018年まで上智大学文学部新聞学科教授。現在、早稲田大学法学部・同大学院法学研究科・同法科大学院各非常勤講師。放送と人権等権利に関する委員会(BRC)委員、毎日新聞「開かれた新聞」委員会委員なども歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 法学 (改訂版)