出版社内容情報
銀河ホテルの名物は、世界中のインクを取り揃えた手紙室。疎遠になっていた妹へ。巣立っていく生徒へ。手紙が導く心温まる物語。人気シリーズ第3弾。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
69
ほしおさんの軽井沢にある銀河ホテルシリーズ3作目です。いつもながらゆったりとした時間(特に手紙を様々な色のインクで書く時間)での楽しみです。今回は3つの話が収められていて、一つ目は幼い時からこのホテルに家族で訪れていた姉妹の物語です。二つ目はこのホテルで働くことになった若い女性がこのホテルとどのようにかかわりを持ってきたかを語ってくれます。三つめは定年退官する大学の先生が今まで夏のゼミ合宿をここで行ってきて最後の回に手紙のやり取りをゼミ生と行うという話です。ほろりとさせてくれます。2025/07/20
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