出版社内容情報
人々の生きる環境の確保を国家に要請する権利を福祉権と捉え、従来の生存権論を超え、現代福祉国家が直面する問題を理論的に検討。人々の生きる環境の確保を国家に要請する権利を福祉権と捉え、従来の生存権論を超え、現代福祉国家が直面する問題を理論的に検討。
序章 福祉権保障から生存権論のフロンティアへ
??本書の目的と内容……尾形 健
第1部 福祉権保障の理論的諸相
第1章 生存権論の現況と展開……遠藤美奈
第2章 生存権と勤労の義務をめぐって――運の平等主義論争の生存権論への含意
……辻 健太
第3章 ケアの倫理から考える福祉権の可能性……岡野八代
第4章 福祉権保障と国家――闇市から福祉国家へ……冨江直子
第2部 福祉権保障の具体的展開
第5章 就学援助制度・義務教育無償・福祉権……藤澤宏樹
第6章 インクルーシブ教育における特別支援教育と普通教育の関係……今川奈緒
第7章 自然災害における生活保障……山崎栄一
第8章 障害者の権利保障――刑事裁判における障害者の一側面……尾形 健
第9章 財政と福祉権保障……坂田隆介
尾形 健[オガタ タケシ]
編集
目次
福祉権保障から、生存権論のフロンティアへ―本書の目的と内容
第1部 福祉権保障の理論的諸相(生存権論の現況と展開;生存権と勤労の義務をめぐって―運の平等主義論争の生存権論への含意;ケアの倫理から考える福祉権の可能性;福祉権保障と国家―闇市から福祉国家へ)
第2部 福祉権保障の具体的展開(就学援助制度・義務教育無償・福祉権;インクルーシブ教育における特別支援教育と普通教育の関係;自然災害における生活保障;障害者の権利保障―刑事裁判における障害者の一側面;財政と福祉権保障)
著者等紹介
尾形健[オガタタケシ]
同志社大学法学部教授、憲法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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