出版社内容情報
日本国憲法の期待に応えるべく、裁判官として司法の独立と刑事、少年司法に専心し、護民官を目指し続ける著者がその足跡を語る。
はしがき
第1章 裁判官になる──新任判事補として
第2章 初めての東京勤務──修業の続き
第3章 裁判官前史──私の生い立ち
第4章 法学部入学から司法修習生まで
第5章 司法修習生時代
第6章 札幌地裁室蘭支部へ──嵐の前
第7章 平賀書簡問題
第8章 二度目の東京家庭裁判所──司法の危機
第9章 東北管内での裁判官生活
第10章 大学人として、市民として
第11章 現在を生きる
あとがき
守屋克彦[モリヤ カツヒコ]
弁護士・元裁判官
石塚章夫[イシヅカ アキオ]
弁護士・元裁判官
武内謙治[タケウチ ケンジ]
九州大学教授
内容説明
日本国憲法の下で裁判官として生き抜く!刑事司法、少年司法に誠実に取り組み、「司法の危機」の時代には信念を貫き、「国民のための裁判官」を目指し続けた一法曹の軌跡。
目次
第1章 裁判官になる―新任判事補として
第2章 初めての東京勤務―修業の続き
第3章 裁判官前史―私の生い立ち
第4章 法学部入学から司法修習生まで
第5章 司法修習生時代
第6章 札幌地裁室蘭支部へ―嵐の前
第7章 平賀書簡問題
第8章 二度目の東京家庭裁判所―司法の危機
第9章 東北管内での裁判官生活
第10章 大学人として、市民として
第11章 現在を生きる
著者等紹介
守屋克彦[モリヤカツヒコ]
1953年宮城県塩竈高等学校卒業、東北大学法学部入学、1956年司法試験第二次試験合格、1958年東北大学法学部卒業・司法修習生(第13期修了)、1961年宇都宮地家裁判事補、1964年東京家地裁判事補、1967年札幌地家裁室蘭支部判事補、1970年東京家裁判事補、1971年東京家裁判事、1973年仙台家裁判事、以後、仙台高裁、青森地家裁、仙台地家裁石巻支部、盛岡地家裁、仙台家裁勤務を経て、1996年仙台高裁秋田支部長。1999年定年退官、弁護士登録(仙台弁護士会)。2000年東京経済大学現代法学部教授、2004年東北学院大学大学院法務研究科教授。2011年同大学契約期間終了退職。2013年特定非営利活動法人「刑事司法及び少年司法に関する教育・学術研究センター(ERCJ)」理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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