出版社内容情報
「三段階審査」を基軸とする、初めての本格的な体系書。判例とその理論を重視した、新しい時代の基本となるべき1冊。
<総論>
1 人権と基本権
2 基本権の権利主体と範囲
3 三段階審査の手法
4 三段階審査以外の審査手法
<各論>
5 包括的基本権
6 平等
7 思想・良心の自由
8 信教の自由と政教分離の原則
9 学問の自由
10 表現の自由
11 集会・結社の自由
12 手続的権利と人身の自由・居住移転の自由・海外渡航および国籍離脱の自由
13 職業の自由
14 財産権
15 社会権総説・生存権
16 教育を受ける権利
17 労働権(勤労権)・労働基本権
18 参政権・請願権・選挙運動の自由
19 国務請求権
20 家族
【著者紹介】
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内容説明
三段階審査を基軸にした初めての本格的な体系書。徹底的に判例を重視、三段階審査が妥当しない領域でも新たな審査手法を開拓。
目次
1 基本権総論(人権と基本権;基本権の主体と範囲;三段階審査の手法;三段階審査以外の審査手法)
2 基本権各論(包括的基本権;法の下の平等;思想・良心の自由;信教の自由と政教分離原則 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
S.J.
1
憲法学のテキストには、執筆者である学者が自説を解説している類のものが多いが、本書は裁判において憲法がどのように解釈・適用されてきたのかを解説することに重点をおかれている。合憲性審査の手法をもとに判例を丁寧に読み解き、解釈に複数の見解/学説がある場合には、それらを主張している学者の氏名とともに紹介しているところに好感が持てた。 本書では単に判例の内容を知るだけではなく、合憲性を審査するプロセスに沿って、判例を分析していく楽しみを知る事ができる。2022/08/18
TAKA
0
参考書として利用。判例評釈的なこともチラホラと本書に書かれていて参考になった。2016/08/09
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