内容説明
刑訴法を学ぶ学生、司法試験受験者、実務家に圧倒的な支持を得た基本書の最新第7版。4年目を迎える「裁判員裁判」の蓄積と情報処理の高度化に伴う法改正、第6版刊行以降の重要判例、学説の動きを織り込み、内容をアップデート。基礎理論と実務がこの1冊でわかる。
目次
第1章 総説(刑事裁判の歴史;手続の関与者 ほか)
第2章 捜査(捜査総説;任意捜査 ほか)
第3章 公訴・公判(公訴の提起;公訴の形式と公判準備 ほか)
第4章 証拠(証拠法の基本原則;証拠と証拠調べ ほか)
第5章 裁判と救済手続(公判の裁判;上訴 ほか)
著者等紹介
白取祐司[シラトリユウジ]
1952年札幌市に生まれる。1977年北海道大学法学部卒業、司法試験合格。1979年北海道大学大学院修士課程修了。1981年司法修習修了。1984年北海道大学大学院博士課程修了(法学博士)。現在、北海道大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まいみ
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刑訴改正があるごとに改訂されていると思う。 白取先生の説は被疑者寄りの少数説で、実務からはある意味で一番遠い位置にあるかと。 判例や通説などの基本的な原則を踏まえた上で自説を展開しているからか、学説の紹介が詳しい。 捜査・公判手続に詳しい反面、自白・証拠は薄い。 初学者、メイン使いには向かず、調べ物向き。2014/10/31
ソーシャ
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定評ある刑訴法の基本書で分かりやすい箇所も多いのですが、証拠法のところなどもうちょっと詳しく説明してくれないかなというところもちらほら。メインとしては少し使いにくいかもしれませんね。2013/08/20
ろあ
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未通読2013/07/29