目次
なぜ知的財産法を民法でみるのか
民法から知的財産法へ
知的財産法とはなにか
知的財産権の法的性質
所有権と知的財産権の発生
知的財産権の移転
知的財産権担保
賃貸借・地上権設定契約とライセンス契約
民法709条と知的財産権侵害
人格権と知的財産法
民法と知的財産法のこれから
著者等紹介
金井高志[カナイタカシ]
1981年東京都立両国高等学校卒業。1985年慶應義塾大学法学部法律学科卒業。1987年慶應義塾大学大学院法学研究科修士課程修了(民事法学専攻LLM)。1989年弁護士登録(第二東京弁護士会)。1992年アメリカ・コーネル大学ロースクール修士課程修了(LLM)。1993年イギリス・ロンドン大学(クイーン・メアリー・カレッジ)大学院修士課程修了(商事・企業法専攻LLM)。現在、フランテック法律事務所代表、弁護士、慶應義塾大学法学部・大学院法務研究科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Haruka Fukuhara
8
いい本でした。民法の深い理解が知財法の理解には不可欠なことがよくわかりました。いまひとつやる気の出ない科目だったけど、これを機にしっかりと復習していこうと思います。2017/07/18
ふじこ
3
主に特許法、著作権法について民法の原則との関係で民法とどこがどのように違うのかが分かります。原則が先に書いてあるので違いが鮮明になり分かりやすいです。また、巻末の民法の解釈についての記述も分かりやすくためになります。2017/01/19
抹茶ケーキ
0
民法と比較しながら知財について説明する本。比較することで知財の特徴が分かりやすくなっているので、すごく参考になる。2019/06/21
aochama
0
知財は民法の特別法ですという視点で、復習を挟んでの説明なので知財法のイメージはつかみやすかったと思いました。ただ、説明がちょっと長く、勉強不足もあって、少々難解で読み解くのに大変でした。時間をおいて再読したいですね。2018/09/02