内容説明
明治維新は決して無血で穏便な改革ではなかった。戊辰戦争では約八千人の死者を出し、その後頻発した反乱・暴動などでも多くの関係者が斬首・死刑に処せられている。国軍が創設されていく過程の苦難の歴史を繙く。
目次
明治初期の軍事管轄組織
官制改革、兵部省の発足
士官養成
親兵の創設
二鎮台の新設
廃藩置県
四鎮台の設置・陸海軍省の設置
六鎮台の開設
徴兵令の発布
明治天皇の丸亀行幸〔ほか〕
著者等紹介
山崎善啓[ヤマサキヨシヒロ]
大正15年高知県幡多郡大月町生まれ。昭和23年から松山逓信局勤務。四国郵政局文書課長、高松郵便局長、四国郵政研修所長などを経て、同61年退職。その後、郵便史研究、郷土史研究に入る。伊予史談会、郵便史研究会に入会。現在、伊予史談会常任理事、郵便史研究会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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