内容説明
公的なルールが十分ではない生体移植をめぐる法的諸問題を検討する本邦初の論文集。
目次
第1部 生体移植をめぐる諸状況(生体移植をめぐる法的状況;生体臓器移植をめぐる医学的状況について;「生体肝ドナー調査」からみる課題)
第2部 法的諸問題(生体移植をめぐる「法と倫理」;生体移植と「患者の自己決定権」;生体移植と医療過誤;生体臓器移植におけるドナーの要件―親等制限;生体移植をめぐる刑事法上の諸問題;臓器売買の保護法益)
第3部 規制のあり方と各国の状況(生体移植の公的規制のあり方―臓器移植法改正試案;イギリスおよびアメリカ合衆国における生体移植;フランスにおける生体移植;ドイツ連邦共和国における生体移植;スウェーデンにおける生体移植の法規制;アジア諸国における生体臓器の提供・移植に関する法律)
著者等紹介
城下裕二[シロシタユウジ]
北海道大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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