出版社内容情報
知的財産権意識が高まり、パブリシティ権を争う裁判が増えてきた。前著の米判例法理に続き、日本の判例とその理論を丹念にフォローする。
目次
第1章 パブリシティの権利の骨格―不正競争(第三次)リステートメント
第2章 “人間以外”のもののパブリシティ権
第3章 財産権としてのパブリシティの権利
第4章 パフォーマンスの権利―パブリシティ権の“最強ケース”
第5章 パブリシティ権訴訟をめぐる人格権侵害
第6章 “冒用プライバシー”からみたわが国のパブリシティ権判例分析
第7章 “顧客吸引力”拡大論―わが国のパブリシティ権判例分析(2)
著者等紹介
豊田彰[トヨダアキラ]
昭和6年生まれ。30年東北大学文学部卒。集英社を経て38年電通入社。『電通報』『マーケティングと広告』『月刊アドバタイジング』の編集のほか、広告問題事務局、法務部に勤務。平成3年4月~13年5月日本大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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