内容説明
「和歌山毒物カレー事件」「痴漢冤罪事件」など、誰もが知っている事件を素材に、裁判、契約はじめ法的装置の生きた姿を縦横無尽に解き明かす。リーガルマインドを鍛える斬新なテキスト。
目次
序章 二元的分析の基礎
第１章 「隣人訴訟事件」をめぐるタテマエとホンネ
第２章 約束ごとにおけるタテマエとホンネ―日本流契約術の諸問題
第３章 裁判をめぐるタテマエとホンネ
第４章 お上をめぐるタテマエとホンネ
補章 実践的アドヴァイス（Ｑ＆Ａ）
著者等紹介
柴田光蔵［シバタミツゾウ］
１９３７年京都府下大山崎町に生まれる。１９５９年京都大学法学部卒業。１９６１年京都大学助手を経て、京都大学助教授となる。１９６２～１９６４年イタリアで在外研究。１９７３年京都大学教授となる。２０００年定年退官、非常勤公務員（民事調停委員）として勤務。法学博士。ローマ法・比較法文化論・日本社会論専攻
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