いま、憲法学を問う

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  • サイズ B6判/ページ数 257p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784535512726
  • NDC分類 323.14
  • Cコード C3032

内容説明

“9条”“人権と公益”“首相公選制”…。次々と浴びせられる問題にどう応えるのか。いま必要なのは、プロが自省も含めて憲法の価値を問い直し、リアルな方途を示すこと。これまでの護憲論を超える渾身の対談集。

目次

憲法学の現状と課題
国家の枠組み
主権論の現代的展開
平和主義―九条は生き延びるか
議会制のいま―内閣強化をどうみるか
議院内閣制をめぐって―首相公選制の是非
政党の位置づけ―政党基本法は必要か
司法制度改革
地方分権
国家の役割と自由
人権と公共の福祉
マイノリティの人権
思想・良心の自由と国家―日の丸・君が代は強制できるか

著者等紹介

浦部法穂[ウラベノリオ]
神戸大学教授

棟居快行[ムネスエヨシユキ]
成城大学教授

市川正人[イチカワマサト]
立命館大学教授
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆうひ

9
難しくて全て読み切れなかった。けど「国際競争の中で日本国らしさを求めた結果、日の丸に行き着いてしまった。」という一文を読み次は買って読むと決めた。憲法学は非常に実践的な学問であり奥が深い。

まさにい

4
2001年に発行された本であるから、もう20年も前の本である。しかし、憲法学者が、この当時憲法の最先端の話をしているので、今の時代にも非常に有益で、これからの社会の在り方を考えるヒントに十分になる。こような本はもっと出版されてもいいとは思うのだが、いかんせん売れないのだろう。国家とはなにか。憲法9条の正当性、地方分権、君が代・日の丸問題等新たな視点やヒントが満載であり非常に興味深い書物であった。2020/07/07

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