出版社内容情報
論証パターンは、これを丸暗記しただけの「金太郞あめ答案」を量産するものとして揶揄されることもあったが、判例学説をコンパクトな説明に落とし込むことは学習上必須でもある。これまで流通していた論証パターンは判例学説の十分な理解を示すことができていなかったのではないかという問題意識から、本企画では刑法研究者が、判例、学説、実務の動向を踏まえた論証パターンを提供する。過去の判例、学説の分布、ときに外国法をも網羅的に調査することで生まれた論証パターンは、学習の強い味方になることはもちろん、実務にも有益な法律論になっている。
【目次】
早すぎた構成要件実現…………佐藤拓磨
過失…………稲垣悠一
正当防衛…………安田拓人
承継的共犯…………伊藤嘉亮
同時傷害の特例…………遠藤聡太
強盗罪、暴行罪…………樋口亮介
横領物の横領、不可罰的事後行為…………久保英二郎
座談会/続・執筆者が語る論証パターン



