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特集 裁判員制度:制度の成立過程と法学的・心理学的検討課題(裁判員制度:制度の成立過程と法学的・心理学的検討課題―企画趣旨;裁判員制度と「法と心理学会」への期待;裁判員制度の行方―市民参加で刑事手続はどう変わるか?;裁判員制度下での量刑手続の課題;裁判員制度が機能するための心理学的検討課題について)
講演記録(幼児虐待と人間発達;法学の基礎―法学では何をどのように研究するのか;心理学の研究分野と研究方法;風向きを知るのにお天気キャスターは要らない―日本における取調べ録音/録画について合衆国と韓国から学ぶこと)
一般論文(仮想的テレビニュースの聴取者による責任判断への話者とフレームの効果;中国の1歳児クラスにおける所有関係―ヒトの幼児集団は順位制に従うか)
海外学会参加報告(アメリカ心理―法学会American Psychology―Law Society大会参加報告)
書評(浜田寿美男著『取調室の心理学』;菅原郁夫=サトウタツヤ=黒沢香編『法と心理学のフロンティア1・2』;M・アルドリッジ=J・ウッド著/仲真紀子編訳/斎藤憲一郎=脇中洋訳『子どもの面接法―司法手続きにおける子どものケア・ガイド』;時間へのアプローチではなく時間によるアプローチという冒険 大橋靖史著『行為としての時間―生成の心理学へ』;村井敏邦編『刑事司法と心理学―法と心理学の新たな地平線を求めて』)