出版社内容情報
今後の労働法の姿を描く上で不可欠なこれらの保護・充実のため、従来の法政策、今日的状況を分析し、理論課題を明らかにする。
内容説明
労働法の未来にとって重要な人格の保護、平等の実現、家族責任の充実に向けて、課題を明らかにするとともに将来展望を示す。
目次
総論 労働者の人権保障―人格権、雇用平等、家族責任に関する法理の新たな展開
第1部 人格権の保護(プライバシーと個人情報の保護;職場のパワーハラスメントと人格権;労働者による企業コンプライアンスの実現;キャリア権の意義)
第2部 雇用平等(雇用平等法の形成と展開;保護と平等の相克―女性保護とポジティブ・アクション;非正規雇用の処遇格差規制;差別の救済;雇用平等法の課題)
第3部 ワーク・ライフ・バランス(ワーク・ライフ・バランスと労働法;年休の制度と法理;育児介護休業法の課題;労働法上の権利行使と不利益取扱いの禁止)
-
- 電子書籍
- 甘美な愛人契約〈三人の無垢な花嫁Ⅱ〉【…